グリップ① 手のひら全体で持つ

ドラムスティックの持ち方:グリップは十人十色、
その種類も千差万別。

初めてドラムを叩くという方は、
まずは好きなように持ってみてください。

で、それだけだと話が終わってしまうので一つ提案。

 

例えばペットボトルを持って飲み物を飲むような時、
指と手のひら全体を使ってボトルを持っていると思います。

また、その時は力を入れて握りこむような事もないと思います。

ドラムスティックもその感覚で持ってみても
イイんじゃないかなと。

あ、初めてドラムを叩く方は、と言いましたが、
グリップに悩む経験者の方や、
もちろんモーラー奏法に興味がある方にも
この方法をオススメしています。

 

この、例えばペットボトルを持つような感覚で
スティックを持つようにすると、
手先が力まずにすみます。特に親指側。

手先、特に親指側の力が抜けていると
腕全体を振った時に手首が自然としなってくれます。

また、モーラー奏法のような
回転運動主体のスティックワークにも
手先の脱力は欠かせません。

スムーズで自由自在なスティックワークをおこなうには
手先の状態、つまりグリップがどうなっているかが
とても重要なポイントになります。

 

決して握り込むわけではなく、
また、親指と人差し指で支点を作るわけではなく、
そして指だけではなく手のひら全体も使うという感覚。

是非一度試してみてください。