普段の体の使い方がパフォーマンスに反映される

自分のこれまでの体験と、レッスンや演奏仕事で多くの方のプレイを見てきた経験から、普段の体の使い方や姿勢・動きはかなり大きな割合でパフォーマンスに反映されると確信しています。

 

例えば、ドラムを叩く時に力を抜こうと思っても抜けきれず力んでしまう人は普段から何かしらの力みがあったり筋力メインで体を動かしていたりしますし、うまくバランスがとれなかったりついつい腰が落ちてしまう人は普段から姿勢や体のバランスが微妙に崩れていたり猫背になっていたりします。

これらのいわば『普段からの体の使い方のクセ』が、ドラムや楽器にしてもスポーツにしてもそのパフォーマンスに大きく反映されるわけですが、それが問題ないものや時には良い影響を与えているものもあれば、上記の例のように『パフォーマンスを妨げているクセ』もあるかと思います。

 

この『パフォーマンスを妨げている体の使い方のクセ』を改善していくことは、パフォーマンス向上に大きく作用しますし、それは突き詰めると日常での体の使い方や姿勢を改善・向上させていくということになります。

 

自分の普段の体の使い方はどうなっているのか?

いつもどんな姿勢でいることが多いか?

歩いている時の手足や体幹の動きは?

力みが取れてリラックスしているか?

もしくはどんな時に、どの箇所に、力みや緊張が生じているか?

などなど。

 

パフォーマンス中ではない日常における体の使い方や姿勢。

ほとんど意識することがないかもしれませんが、それらを改めて意識することは後々の大きな変化に繋がると思います。