そんなわけでドラムをやっていると
そのうち出くわすルーディメンツ。

スティックコントロールのフレーズ集のようなもので
様々な種類があると説明しました。
よく見かけるものとしては
N.A.R.Dの 『Standard 26 American Drum Rudiments』や
PASの『International Drum Rudiments』で、
今はPASのものが主流のようです。

そしてPASの定義ではその成り立ちが
7つの奏法系統に分けられていますが、
さらにこの中からバズロールを省き
ディドルやドラッグもひとまずダブルストローク
という解釈でいくと、
ザックリと4つの系統に分ける事ができます。

 

・シングルストローク
single

・ダブルストローク
double

・フラム
flam

・パラディドル
paradiddle

 

この4種類のルーディメンツ、
僕は算数における九九みたいなものと思っています。
九九そのものは一桁の整数のシンプルなかけ算ですが、
それを覚えてしまえば
二桁以上のかけ算や割り算へと応用させていけます。

ルーディメンツも基本と応用の関係でいえばそれと同じ。
様々な種類があるルーディメンツも、
基本的にはこの4つのテクニックの
どれかを発展させたものであったり、
あるいはこれらのうちのいくつかの組み合わせで
成り立っていたりします。

たとえばラタマキューやレッスン25は
アクセントが入ったシングルストロークと
装飾音としてのダブルストロークの組み合わせ、
パラディドルにもう一回ダブルストロークを足せば
パラディドルディドルになり、
6ストロークロールはそのパラディドルディドルの変形で
フラムアクセントも実はパラディドルと同じ手順だったり。

「ルーディメンツに興味はあるけど
数が多すぎて何をどうすればいいのかわかんない!」
なんて方は、
まずはこの4つに的を絞って練習をしてみると
理解や上達への近道になるかもしれません。
40種類のもとになっているのが4種類と考えると
気持ちもずいぶんラクになりますし(笑)。
僕も改めてじっくり取り組んでみようと思います。