そんなこんなで最近は
ラウドネスの二井原さんのソロワンマンライヴや
久しぶりのジョニー(都竹宏樹)のワンマンライヴに
あんべさんのレコーディング&ラジオ収録、
はたまた現場以外では
久々に真助さんとの二人ドラムであったり
RYOさんのお誘いで念願のZIGZOのライヴに足を運んだり、
他にも諸々色々ありますが
なんだか充実した日々を送っております。

 

で、そんな中、つい先日ですが
将棋士であり株主優待だけで生活する人として有名になった
あの桐谷広人さんとお話をする事ができました。
まあお話といっても路上で数分間だけなのですが、
桐谷さんファンとしては何とも感激な出来事でした。

そうです、俺、桐谷さんファンなんです。
何を隠そう桐谷さんの著書も持っていたりします。
というか、むしろこの本を読んで
さらにファンになりました。

そのタイトルは『桐谷さんの株主優待ライフ』。

そのままやん!って感じのタイトルで
一見すると経済や金融がメインの内容かのように思えますが、
この本の中身がなかなか面白くて。

 

表紙にあるような株主優待に関する話は
初っぱなでほぼ終わり、
あとは独特の人生観によって語られる
映画の話や現役棋士時代の話、
貧しかった頃から今に至るまでのエピソードや
健康についての価値観など、
小さなヒューマンドラマがいくつも散りばめられた
自伝のような内容になっています。

個人的に興味を惹かれたのは
ジョニーデップとの対談話や
メディアに出るきっかけの話、
あとは家族の事や棋士時代の大山名人との関係
を綴った章なんかも好きです。

 

そして、それらのエピソードの中で
何度か出てくるキーワードがあるんですね。
『人間万事塞翁が馬』。
物事が吉か凶かなんてのはわからない
という意味のことわざですが、
時には悩んだり葛藤しながらも
偶然が偶然を呼びピンチをチャンスに変えて
そんな人生を体現している桐谷さんの姿勢には
尊敬の念すら抱きます。

俺もなるべくそうありたいなとは思っていますが、
この本を読んで改めて何事にも安易に一喜一憂せず
自分の道を進んでいきたいと思わされました。

 

ちなみに桐谷さんとちょこっとお話できたきっかけは
顔見知りの人と街で遭遇した時に一緒にいたのが桐谷さん、
って事なんですが、
最近そんな偶然が多くておもしろい。
つい数日前にもそんな出来事があったけど、
そろそろ時間が来たので本日はこれにて。

では、
サラバオヤスミマタアシタ!