新年の目標を立てるよりも〇〇する方が良いらしい、という話

雑記

ども、こんにちは。高インボムです。

そんなこんなで年が明けて数日経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

新年と言えば、「新年の抱負は?」とか「今年の目標は?」なんて話題になることがありますが、実は新年の目標を立てるよりも前にやった方が良い事がある、という話をご存知でしょうか?

それは、『自分へのヨイ出し』です。

ヨイ出しとは、ダメ出しの反対で、その対象の良い面に注目することです。

 

今回は新年のタイミングなので、具体的には、去年自分がやったことや達成したこと、新たに挑戦したことや今も継続できていることなど、ポジティヴな側面に焦点を当てて振り返ります。

そして、それを今後の自信や活力に繋げていく、というわけです。

 

 

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新年に具体的な目標は立てない方が良い?

実は、心理学的に「新年の具体的な目標は立てない方が良い」なんて話もあります。

その理由は、「多くの人は新年の目標を立てても達成できないから」とのこと。

 

もう少し詳しく説明すると、「多くの人は、新年の具体的な目標を立ててもそれを達成できない。そして、達成しなかったことによって自己評価を下げてしまう。だから、具体的な目標は立てない方が良い」というわけです。

なので、毎年目標を立ててそれを達成できている人は良いと思うのですが、そうではない人は、あえて具体的な目標を立てずに淡々と目の前のことに取り組んでいく方が生き方としては幸せかもしれない、という話です。

 

ちなみに、具体的な目標は立てない方が良いけど、方向性としての目標はあっても良い、とのこと。

目標に向かって進んではいくけど、そこに到達できるかは重視しない。

山登りに例えると、頂上を目指して登ってはいくけど、頂上に着くことを目的とはせず、今歩いている目の前の道に集中して登山そのものを楽しむ、といった感じ。

 

僕はこの話を知った時に自分の中でとてもしっくりきて、それ以来新年の具体的な目標は立てなくなったのですが(方向性としての目標を立てることはある)、その方がやりたい事ややるべき事に注力できているような気がします。

 

 

自分を勇気づける

僕が好きなアドラー心理学の中に『勇気づけ』という技法があります。

その定義は「共同体感覚を促進し活性化すること」となっています。

これだと少しわかりにくいので、大抵は「困難に立ち向かって乗り越えるための活力を与えること」といった説明がされ、その具体的な手法の一つに『ヨイ出し』があります。

 

冒頭に挙げた「やったことや達成したこと、新たに挑戦したことや継続できていることなど、ポジティヴな側面に焦点を当てて振り返る」という自分へのヨイ出しも、つまりは自分自身に対する勇気づけというわけですね。

 

で、ヨイ出しを含む勇気づけについて、アドラー心理学的には褒めるとか激励するのではなく、『共感する』というのがポイントになります。

例えばヨイ出しをする場合には、その部分について褒めるのではなく、一緒に喜ぶというスタンスが良いそうです。

 

今回の話で言うと、「コレを達成できたよ、嬉しい!」とか「こんなことにチャレンジしたよ、おめでとう!」といった感じでしょうか。

これを自分で自分に対してやるのは何だか変な感じもしますが(笑)、実際にやってみるとたしかに活力が湧いてくるように感じます。

 

 

ヨイ出し、僕の場合

せっかくなので、ここで僕自身のことについてヨイ出しをしてみようかと思います。

 

まず、去年新たに始めた&今も継続していることとしては、『筋トレ』があります。

2024年の5月からチョコザップに入会して、そこから週に数回ほど通って簡単なトレーニングをしています。

当初は「いつまで続くかな?」なんて思っていましたが、現時点で約8ヶ月ほど継続できているので自分でもビックリしています。

 

継続していることで言うと、他には『ショート動画の毎日投稿』があります。

YouTubeやインスタグラム、ツイッター(X)でほぼ毎日ドラム動画を投稿していて、自分でもよくやっているな〜なんて思います(笑)。

それと、ドラムや音楽とは関係ないですが、『家庭菜園』も気がつけば9年ほどやっていて、思い付きで始めたにしては結構長く続いているので自分でも感心しています。

 

また、新たに始めたことには『YouTubeのライヴ配信』もあります。

こちらは始めてまだ数ヶ月ですが、僕が一人でライヴ配信をするなんて以前は思ってもみなかったのですが、やってみると結構楽しいんですよね。

これも僕にとっては新たな挑戦でした。

 

という感じで、こういう風にして自分のポジティヴな側面にフォーカスして自分のことを振り返っていると、「やるやん、俺!」「おめでとう、俺!」って感じになって何だか良いですね(笑)。

自分にヨイ出しをして自分に活力を与える、良ければ皆さんもやってみてください。

 

 

まとめ

というわけで、今回は『新年の目標を立てるよりも〇〇する方が良いらしい』というテーマで書いてきました。

具体的な目標を立てるよりも自分へのヨイ出しをして、それを今後の活力にしていこう、というものでした。

また、目標を立てる場合には、方向性としての目標にしておいて、そこにたどり着けるかどうかは重視しない方が良さそうだ、ということでした。

 

ヨイ出しを含む自分への勇気づけ、今回は新年の節目ということで行いましたが、こういったことを普段から行うクセをつけておくと尚良いみたいです。

たしかに、自信や活力に満ちている人は、自分で自分を勇気づけることが普段から自然とできているのかもしれませんね。

 

自分を勇気づけられる人は他人のことも勇気づけられるので、普段から実践できると良いことづくしです。

僕も意識していこうと思います。

 

そんなこんなで、本日はこれにて。

サラバオヤスミマタアシタ!

 

 

P.S.ゴールフォーカス思考とバリューアクション思考

余談ですが、未来へ向かうための思考法として、ゴールフォーカス思考とバリューアクション思考というものがあります。

簡単に説明すると、ゴールフォーカス思考は「目標を設定して、そこに焦点を定めて進んでいく」というもので、一方のバリューアクション思考は「行動やプロセスに価値を置いて、日々の営みを積み重ねていく」というもの。

 

先程あげた登山の例で言うと、頂上に辿り着く事を目的にするのがゴールフォーカス思考、登山そのものを目的とするのがバリューアクション思考です。

それぞれの特性から、「成功を望むならゴールフォーカス思考、幸せを望むならバリューアクション思考」なんて言われたりします。

 

今回の話と関連するかなと思ったので、ここで紹介だけしておきます。

興味がある方は良ければ是非調べてみてください。

このブログでも、この二つについてまた別の機会に深掘りできたらなと思います。