そんなこんなで今月も
ライヴやイベントやレコーディング、
その合間を縫ってレッスン&レッスン
な日々ですが、
そんな中、ウチのファンキーじいちゃんが
先日とうとう亡くなりまして。

年齢を改めて調べてみたら
なんと95歳(誕生日を迎えていたら96歳)!
やっぱりその時々の社会背景もあって
苦労もいっぱいしたやろけど、
最後まで好き放題もやってきてたと思うし
いわゆる大往生ってやつでしょうか。

俺、人は死んだら終わりと思っているし、
とある作家さんが言っていた
「葬儀とは死者のためじゃなく遺族のための儀式」
って話にも結構共感しちゃうような考えなんですが、
そんな俺やけどこのじいちゃんに関しては
ウチの家族と一緒に東京で小さく葬儀をして、
さらには大阪のとあるお寺に
骨を納めてもらいました。

あ、ウチには先祖代々の墓なんて無いのですが、
(韓国には一応あるらしいが。そして
もちろん先祖の墓参りとかもした事が無い)
かくかくしかじかで
そのお寺に納める事になったようです。

ちなみに葬儀を東京でって書いたけど、
ウチのこのじいちゃん
ずっと東京に住んでたんですね。

愛人と

で、俺が上京するために家を探していると
諸事情でそこに住める事になり
しばらく一緒に住んでた事もありまして。
いわゆる居候ってやつですね。
あ、炊事・洗濯・掃除なんかは
俺がやってたんで
むしろ同棲って言えるかもしれません

まあ一緒に住んでいると
数々の逸話にも遭遇するもので。

例えば夜中まで麻雀に興じて
その度にスッカラカンになったり

スナックに呑みに行って
ベロベロになって帰ってきたり

で、そういう時はタクシーで帰ってくるけど
手持ちがない為代わりに運賃を請求されたり、etc…。

そういや呑み代のツケを俺が払った事もあったな

あれ?あんまりイイ話が無いぞ(汗)

まあとにかく、そんな歳になっても
外で遊ぶのが大好きな人でしたが、
一応自分で事業をしていて
年金が無くてもなんとか生活を
できるようにしていたのはスゴイと思うし
尊敬するところでもあります。

俺がやっている某バンドの楽曲で
「ハイカラおばあちゃん」ってのがあるけど、
それで言うとウチのこのじいちゃんは
まさにファンキーじいちゃん。

そして
超甘党天然パーマ女の子大好きでetc、、、
当時の彼女に俺とソックリと言われたくらい
似た者同士でもあったじいちゃん。
しょっちゅうケンカもしたけど
個人的に妙な縁もいっぱい感じるし、
(親族なんで妙な縁ってのもおかしいが)
おかげで色々と助かった事も多い。

そんなこんなで、
今更やけど感謝の言葉だけ
残しておきたいなと。
まあこれも
じいちゃんが見れるわけでもないんで
誰のためかと言えば
自分のためって事になっちゃいますけどね。

まあとにもかくにも、
じいちゃん、ありがとう!

てなわけで、
気がつけば結構長くなっちゃったな。
他にもネタ的な話はいっぱいあるんですが、
それはまた機会があればという事で。

では、
サラバオヤスミマタアシタ!

blog20130323