ども、こんにちは。高インボムです。
そんなこんなで長年ハマっている家庭菜園。
冬の間はちょっとした冬野菜を育てながら、暇を見つけてはせっせと土作りに励んでおりました。
あ、土作りと言っても、
プランターに生ゴミ(野菜クズ、玉子のカラ、etc)や落ち葉を集めて市販の園芸土と混ぜるだけですが(笑)
市販の土でもじっくり育てると昔ながらの「土の匂い」がしてきて、そうなってから苗を植えると野菜が順調に伸びていきます。
植物がうまく育つかどうかは土壌細菌次第
と言われますが、微生物の力はスゴイなといつも感心させられます。
生ゴミの中に野菜の種が混ざってることがあり、時々それらが芽吹くこともあります。
種の力、植物の生命力というのもまたスゴイです。

あと、野菜を「育てる」なんて言ってますが、実際は
「苗を植えたらほぼ完全放置」
というやり方でやっていて(もちろん農薬や肥料は使わず)、 葉っぱや実が時には虫や鳥に食われることもあるのですが、毎年この方法で結構な収穫が出来ています。
例えば、キャベツはこんなボロボロになるまで鳥に食われたりもするのですが(笑)、

信じてじっくり待っていると少しずつ内側から葉っぱが巻いていき、間もなく収穫できそうなくらいまで成長してきました。

キャベツの他、ジャガイモも順調に育っています。



こちらはイチゴの実。


ちなみにプランターはこんな風に並んでいます。

ハーブ類はすぐに伸びるので収穫する頻度が多めです。

家庭菜園を始めた頃は、こまめに雑草を抜いたり土が乾けば水をあげたりしていたのですが、山へ遊びに行く度に
「なぜ山は誰も手入れなんかしないのに草木がこんなに生い茂っているんだろう??」
という疑問から試行錯誤してきたところ、
自然に任せるのが一番だと気付きました。
例えば雑草が生えているところは日照りが続いても土が乾きにくかったりとか、落ち葉が積もることで土が保温されたりとか、おそらくそういう作用のおかげで微生物が繁殖できるのだろうとか、
じっくり観察しているとそういった自然のサイクルを発見することができて、これが面白いんですよね
で、そうなんです。
先ほども言ってましたが、自然に任せた時に植物がうまく育つかどうかは
土の中の微生物(土壌細菌)
にかかっているという事がわかってきました。
プランターでも、微生物の働きによって土がうまく循環すればちゃんと育つし、市販の肥料を途中で追加するどころか一切使わずにいけちゃうんですよね。
そして、それを判断するための材料は
「土の匂い」。
メッチャ単純ですが、土がイイ匂いしてると、植物もよく育つ気がします。
って、まあ素人の考えですが(笑)
また、土を触りながら採れた野菜を新鮮なうちに食べるのは、身体にも心にもイイ作用があるなぁと感じます。

そういえば感染免疫学の医学博士・藤田紘一郎さんや土壌と細菌の研究家・佐々木淳さんは
「地球とは微生物たちのもの」
ということをそれぞれの著書などでおっしゃっていますが、家庭菜園や山遊びをしていると本当にその通りだなと感じます。
プランターでの菜園はあくまで擬似的・人工的な自然なので、やはり本来の自然とは違う部分もありますが、それでも微生物がバランスよく棲みついてるであろう土の匂いには懐かしさと心地よさを感じ、他にも菜園を営むことで得られる気づきや学びはとても多いです。
というわけで、すっかり冬も終わり、そろそろ夏野菜の植え付け季節になってきました。
これから準備していこうと思います。
では、本日はこれにて。
サラバオヤスミマタアシタ!
