【家庭菜園】全ては土! -素人が放ったらかし栽培で野菜を作っています-

自然

ども、こんにちは。高インボムです。

そんなわけでツイッターにはよく投稿しているんですが、僕、家庭菜園を長年やっているんですね。

 

やり始めたきっかけは、以前住んでいた家がちょっとした庭というか空き地がついていて、そこで植え始めたのが最初です。

その時は地植えでやっていて、今の家に越してきてからはプランターでやっているんですけど、合わせて6、7年くらいかな?

まあずーっとハマって続けています。

 

で、せっかく自家製でやるんで、農薬や化学肥料などはもちろん使わずにやっているんですが、自慢じゃないけどこの何年かは毎年結構な豊作なんです。

プランターの数が徐々に増えてきたっていうのもありますけど、それなりに量が採れるようになってきてからは、食費も若干浮いて、家計も多少助かっているかもしれません(笑)

まあ何しか、家庭菜園をするのが単純に楽しいし美味しいっていうのと、それに加えて色んな気づきや学びがあるなぁっていう事を、続ければ続ける程思ったりしています。

 

 

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一般的な方法でやったら大失敗

先ほど「毎年豊作だ」って言いましたけど、実は最初の頃は全然上手くいきませんでした。

例えば、育てやすくて初心者にもオススメとされるキュウリが、全然できずに大失敗に終わりました。

他のもそれほど上手くいかなかったかな〜。

 

家庭菜園を最初にやり始めた時、農薬や化学肥料は最初から使ってなかったんですが、それ以外のことは割と常識どおりというか一般的なイメージでやってたんですね。

雑草はこまめに抜くとか、水をしょっちゅうあげるとか、たまに剪定もするとか、そういう感じです。

で、そのやり方でなかなか上手くいかなかったんで、やってるうちに少しずつ疑問に思うことが出てくるんですよね。

 

 

山の真似をしたら上手くいきだした

僕、山が好きで時々一人で遊びに行くんですけど、山の中で一番緑が豊かな場所って、簡単に言うと人の手が入っていない、いわゆる『自然のままのところ』なんですよね。

ある時、「山の中って、誰も世話してないのに何でこんなに草木がボーボーに生えてるんやろ?」って思ったりして、「菜園も放ったらかしにしたらどうなるかな?」って思って世話をするのを少しずつやめてみたんですね。

 

じゃあどうなったかっていうと、ビックリするくらいメチャメチャうまくいったんですよ(笑)

「今まで雑草抜きとか水やりとか苦労してやってたのは何やってん!?」ってくらいに(笑)

 

んで、なぜ放ったらかしにしたらうまくいったのか、自分なりに色々と観察してみたんですね。

 

そしたら、例えば雑草が生えているところは地面が乾きにくくなってて、どうやらそのおかげで雨がたまに降るだけでも水分が保たれてるみたいとか。

土がしっかり固まっている方が根っこが強く張っている感じがするとか。

落ち葉が積もることが土の中の温度にも関係がありそうとか。

そういった色んな気づきがあるんですよね。

 

で、さらに調べると、植物の育成には土の中の細菌や微生物がカギを握ってるらしいとか、もしかして肥料ってのは植物のためじゃなくて微生物のためなんじゃないか?という説があったりとか、色んなことがわかってきて、自然ってうまくできてるな〜って、そんな事を思ったりするんですよね。

そんな感じで、結果的にいわゆる自然栽培というか、放ったらかし栽培というか、そのような方法で毎年色んな野菜が採れているって感じです。

 

 

モサモサ流、放ったらかし栽培の方法

時々畑をやってる人に「農薬とか肥料は何を使ってるんですか?」って聞かれる事があるんですけど、「何も使ってませんよ」って言うと全然信じてもらえなかったり、

「毎日雑草を抜いたり水をやったり大変でしょ?」って聞かれると「観察してるだけなんで特に大変な事もありませんよ」なんて答えると「またまた〜」と笑いながら返されたり、

まあそれくらい常識的なやり方とは違うみたいです。

 

で、さっきも『放ったらかし栽培』って言いましたが、今の僕のやり方は苗を植えた後はほぼ何もしません。

厳密には全く何もしないわけではなく、陽当たりがキツイ場所のプランターは夏場は土が乾くことがあるので、乾燥して苗が萎れてきたら水をあげたりするのと、雑草を抜きはしないけど繁りすぎたら葉っぱを刈り取ったりはしています。

でもまあそれくらいです。

 

それよりも肝心なのは『土』。

今のところの僕の実感としては、土が良ければ全て上手くいきます。

キーワードは『森の香り』なのですが(笑)、昔ながらのイイ匂いがする土だと野菜もスクスク育ち、そうじゃない土に植えるとあまりうまくいかない事が多いです。

 

ではその土をどう手に入れるかというと、自分で作ります。

 

 

土作りについて

土台は市販の園芸土

土はホームセンターなどで市販されている安物の園芸土を使っています。

そこに生ゴミや落ち葉・枯れ葉を混ぜて、いわば自作の肥料入り腐葉土を作っていく感じです。

時々、土を作る途中で小松菜を復活させる儀式を行う事もあります(笑)

 

 

剪定した枝葉を寝かして腐葉土の材料に

少しばかり生えている庭木の枝葉を剪定したら、それらをまとめて置いておきます。

しばらく放置していると葉っぱがカサカサに乾燥して枯葉状態になるので、その枯葉をプランターに入れて土と混ぜ、またしばらく放置していると腐葉土のようになっていきます。

最近は「もしやこれだけでもイイんじゃないか?」とも思ったりしています。

 

 

生ゴミを土と混ぜて自然派肥料に

先ほども言いましたが、家で食事をした際に出る生ゴミを、土作り用のプランターで土と混ぜて肥料土にしています。

以前は動物性の生ゴミ(鶏や魚の骨など)も混ぜていたのですが、それだと臭いがヤバくなる事があるので(汗)、今は野菜クズなどの植物性の生ゴミと卵のカラだけにしています。

 

上記の腐葉土と肥料土を一つのプランターに入れて混ぜ、場合によっては土を追加し、良さげだったら苗や種の植え付けを開始します。

僕の判断の基準は匂いで、先ほども言いましたが『森の香り』がしたらGOサインです(笑)

 

 

 

自然の中には色んなヒントがある

こんな感じで毎年家庭菜園に勤しみながら、いつか自分の畑をやりたいなぁなんてことを時々思ったりしています。

 

それにしてもこの『家庭菜園』、僕が取り組んでいる『ドラム』や『人体力学』にも通じるところがあって、一見別々のことをやっているように見えるけど、自分の中では全て繋がっている感覚があるのが面白いです。

 

多分それらを繋げているキーワードは『自然』や『自由』というものになるのですが、ドラムのことも、カラダのことも、野菜作りのことも、自然の世界にはあらゆるヒント(もしくは答え)があるなぁと山へ遊びに行く度に思います。

と同時に、今の人間社会はかなり不自然なものも多いんだな〜ということも。

 

自然の世界を体感して、自然の摂理や法則を知るというのは、様々な側面でとても大切なことだなと感じる今日この頃です。

そんな話をパソコンを使って記し、インターネットで発信するというのが、見ようによったら滑稽かもしれませんが(笑)

 

というわけで、本日はこの辺で。

サラバオヤスミマタアシタ!