ドラムがうまくなりたいなら自分が練習するしかない -上達への近道はあっても魔法はない-

雑記

ども、こんにちは。高インボムです。

そんなこんなで近年は電子ドラムを購入する人が増え、ドラマー人口が増加している(?)のが個人的にはとても嬉しいです。

 

で、それに伴い電子ドラムに関する質問をいただく機会も増え、その中で少しだけ思うのは(お伝えしたいのは)、

「ドラムがうまくなりたいなら自分が練習するしかなく、電子ドラムはそのツールの一つなだけで、電子ドラムが上達させてくれるわけではない」ということ。

とても当たり前の事ではありますが(笑)。

 

 

ドラムや音楽に限らず、近年色んな分野で色んなツールに超絶テクノロジーが組み合わさって、ものすごく便利なモノが沢山生み出されています。

そして、それらは時に自分の成長を急加速させてくれたり自分を即座に変身させてくれる魔法のようにも思えます。

ツールの発達が著しすぎて、その性能や便利さが神がかりすぎていて、まるでそれを手に入れれば誰でも安易にゴールに到達できるような(またはそれを手に入れなければ到達できないような)感覚になることがあります。

が、決してそんなことはないんですよね。

 

ツールがどれだけ発達してもツールには変わりなく、最終的には自分自身が実践する必要があるわけで。

自分自身が何かを習得するには、特にカラダを使ってまさに『体得』するものに関しては、まずは自分の身体や頭、時間や労力を使って地道に取り組むしかないんですよね。

 

例えば、いくら素晴らしいトレーニング器具を手に入れても、自分自身がトレーニングをしなければ筋肉がつくこともなければ脂肪が落ちることもない。

同様に、素晴らしい電子ドラムを手に入れたからといってそれだけでドラムが上達するわけではなく、うまくなるには自分自身が練習する必要があるわけです。

そしてもちろん、高価なトレーニング器具が無くても身体を鍛える事はできるし、上等な電子ドラムが無くてもドラミングの練習をする事はできます。

 

効果的な方法や合理的なツールはもちろんあるし、それらが近道にもなったりするけど、その近道も自分自身で進む必要があるわけで、何もせずに目的地までワープできる魔法ではないんですよね。

肉体から離れたメタバースの世界ではそれが可能なのかもしれませんが(笑)、少なくとも現実世界では自分のカラダを使って自分自身が実践することは必要でありとても大切なことのように思います。

 

 

今回の話、知ってる人にとっては当たり前の話なのですが、便利さや合理性を求めすぎたりツールやノウハウに頼りすぎたりしているとその当たり前を忘れてしまうので、僕自身も改めて意識しておこうと思います。

 

「ドラムがうまくなりたいなら自分自身が練習するしかない」

あー、自分で言ってて耳が痛い(笑)

 

では、本日はこれにて。

サラバオヤスミマタアシタ!!