ども、こんにちは。高インボムです。
そんなこんなで先日、スタジオのエアコンから水漏れが発生しまして。
しかも大量に…。
これはマズイという事でエアコンの本体を軽く調べてみたのですが、特に異常はなさそうな様子。
で、さらに色々調べてみると、どうやら気温と湿度の異常な高さが原因なのではないかと。
エアコンの冷房って空気を冷やす過程で本体内部に結露が発生し、その水分を排出するためにドレンホースいうものが壁穴などを通って室外に伸びているわけですが、湿度が高すぎると結露が大量に発生して排水が追いつかなくなる事があるんだとか。
というわけで、天気サイトでこの日の町田市の湿度を確認したところ、なんと湿度100%…!
こりゃアカンという事で、ひとまずエアコンを冷房から送風に切り替え、除湿機と扇風機をスタジオ内に置いてフル稼働させたら、、、
無事に水漏れの症状が収まりました!
これで大丈夫だろうと安心して、落ち着いたところでエアコンを冷房に切り替えて過ごすことに(ウチのスタジオ、温度調整のため夏場は24時間エアコンを稼働させています)。
それから数日後、再びエアコンから水漏れ…!
またしても大量に…(涙)
しかも、すぐにはどうにもならない状態だったので、この日は扇風機でレッスンを行なうことに(その際はご迷惑をおかけしました 汗)。
「これからは湿度の高い日は気をつけないといけないかもなぁ…」
なんて思っていたら、レッスン生の方から
「もしかしてドレンホースが詰まってるんじゃないですか?」
「うちも以前ホースが詰まって水漏れした事がありました」
といった話を数名の方から聞いたので、翌日に早速チェック。
(たしかに、湿度が高いだけでエアコンが使えなくなるなんておかしい話ですね)
というわけで、屋外に伸びているドレンホースの先(↓)を覗いてみたのですが、

まあ外から見ただけでは詰まってるかどうかわかりません(笑)。
で、近所のホームセンターで吸引ポンプを買ってきまして(↓2500円くらいでした)、

これをホースの先に差し込んでシュポシュポやってみたところ、泥水が「ドバドバッッ!!」と溢れるように出てきました。
「おおっ、やっぱり何かが詰まっていたのか!?」
その後も何度かシュポシュポやってみましたが、最初に泥水が出て以降は特に反応なし。
これでいけたんじゃないか?と思い、スタジオの中へ。
専門業者の方は、エアコンを分解してドレンパン(本体内部にある結露水を受けるトレイ)に水を流すことで排水機能のチェックをするらしいので、見よう見まねで僕もトライ。
こんな感じ(↓)でエアコンカバーを取り外すところまで分解し、

アルミフィンと呼ばれる金属の物体を少し持ち上げて懐中電灯を使って中の様子を見てみると、ドレンパンに細かいゴミが溜まっているのが見えました。
ドレンパンの汚れやゴミが排水を妨げることもあるようなのでそれらを掃除していると、なんかゴミにしては固くて大きめの物体が数個ほど落ちています。
手を伸ばして取り出してみると、なんと送風ファンの欠片…!
そういえば以前、自分でエアコン掃除をした時に送風ファンの数箇所を折ってしまった事があり、どうやらその欠片がドレンパンの溝に横たわっていたようです。
これでは流石に水捌けが悪くなりそうだ(汗)。
そんなこんなでドレンパンを一通りキレイにして、確認のためにそこに水を流してみたところ、、、
ちゃんとドレンホースへと水が流れていってます!
すぐさま外へ出て室外のホースの先をチェックしてみると、、、
メッチャ水が出てきてるよ!
これで今度こそ大丈夫な気がする…
けど、心配なのでしばらくは毎日こまめにチェック。
それから一週間が経過。
水漏れした原因、ホースに何かが詰まっていたからなのか、ドレンパンに送風ファンの欠片が落ちていたからなのか、もしくはその両方なのか、厳密にはわからないんですが(笑)、
あれ以来一度も水漏れする事なく、無事に元気にエアコンが稼働しています(もちろん気温や湿度が高い日でも大丈夫!)。
ちなみに、実はエアコンを分解した時、壁穴が左側なのにドレンホースは本体の右側に繋がっているのが少し気になったのですが(昔と違い今のエアコンはドレンホースを左右どちらにも付けられる構造になっているので壁穴の位置に合わせてドレンホースを接続するのが主流とのこと)、


エアコン設置業者によって流派の違い(?)みたいなのもあるようですし、今のところ特に不具合もないのでこのままにしておこうと思います。
とにもかくにも、エアコンの水漏れが収まって無事に動くようになって良かったです。
レッスンもリハーサルも、これで再び快適にできるわ~。
ちなみに今回、こちらのYouTube動画(↓)を参考にさせていただきました(メチャメチャ助かりました、ありがとうございました!)。
もしエアコンから水漏れが発生したら、ホースの詰まりや内部の汚れなんかを確認してみると解決できるかもしれません。
では、本日はこれにて。
サラバオヤスミマタアシタ!