好きなことで生きている人は好きなことに執着していない説

雑記

ども、こんにちは。高インボムです。

そんなこんなで近年、「好きなことで生きていく」といった文言を見聞きすることがあります。

「好きなことで生きていく」とは、「自分の好きなことを生業にして、その収入によって生活していく」という意味で使われていると思うのですが、そういう意味では僕の周りには好きなことで生きている人が多く、僕自身もそのカテゴリーに入ると思います。

 

で、日々色んな人と関わる中で、好きなことで生きている人には共通する特徴があるな〜と思うようになってきたんですね。

それは、『好きなことに執着していない』という事です。

 

 

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好きなことで生きている人のマインド

好きなことで生きている人にも色んな人がいるわけですが、思考や心理面を観察していくと共通する特徴があるように思います。

個人的な見解ですが、好きなことで生きている人のマインドを大別すると、次の二つのどちらかになるんじゃないかと思っています。

 

① 何がなんでも好きなことを生業にして生きる!というマインド。

② 好きなことで食えなければ他の仕事をしよう!というマインド。

 

一見正反対に思えるこの二つの特徴、実はどちらも『好きなことで生活できなかったらどうしよう?という悩みがない』という共通点があります。

少しカッコよく言うと、「覚悟ができている」と言えるかもしれません。

 

好きなことで生きている人たちは、①のマインドであれ②のマインドであれ、好きなことで生活していくためにどうすればいいかを考えることはあっても、好きなことで生活できなければどうしようという悩みはないように思うんですね。

 

 

 

好きなことができるなら死んでもイイ人たち

好きなことで生きている人について、個人的な見解になりますがさらに考察してみようと思います。

 

まずは、好きなことで生きている人のうちの一定数は「好きなことができるなら多少の苦労なんて気にしない」みたいに思っていて、それどころか「好きなことができるなら死んでもイイ」みたいな思いを持っている人も割といるんじゃないでしょうか。

特に、先程挙げた①のマインドの人(何がなんでも好きなことを生業にして生きる!の人)はそういう感じな気がします。

 

好きなことに対しての愛情がハンパなく、一途で情熱的で、自分の全エネルギーをその対象に注ぐような感じ。

好きなことで生きている人のうちの一定数は、このような強い思いを持ちながら好きなことにエネルギーを注ぎ続けた結果、その道で生きていけるようになった、という感じなんじゃないかと思います。

 

 

 

好きなことに対して何も求めていない人たち

そしてもう一つ、好きなことで生きている人の多くは好きなことに対して何も求めていないように思います。

 

もちろんそれは、好きなことに対する愛情が希薄とかそういうわけではありません。

恋愛で例えるなら、好きな相手に幸せにしてほしいとか思っていなくて、ただ好きだから一緒にいたいだけ、という感じ。

 

好きなことも同じで、そこに称賛などを求めているわけでもなく、食っていけるかどうかなども関係なく、好きだからマイペースにそれを続けている、という人も多いんじゃないかなと。

で、「継続は力なり」という言葉もあるけど、好きだからと続けている中で色んなことが実っていき、結果的に自分の生業になっている、というパターンも結構多いように思います。

 

 

 

好きなことを生業にしている人ほど好きなことに執着していない

ここまで好きなことで生きている人の特徴について考察してきましたが、その根本に共通するのは『好きなことで生きている人は好きなことに執着していない』って事ではないかと。

ちなみに『執着』の反対語は『断念』とか『無頓着』になるようですが、もちろん断念しているわけでも無頓着なわけでありません。

 

好きなことに対して自分のエネルギーを注ぎ続けて、しかし好きなことに対して何かを求めているわけではなく、ただ好きだからそうしている。

また、好きなことを生業にするために試行錯誤したり、どうすれば生活できるかを考える事はあるけど、好きなことで生きていけなければどうしよう?と悩むわけではない。

それは要するに『好きなことに執着していない』って事のように思います。

 

というか、執着しているというのはその対象に固執して心が囚われていることですが(そしておそらく同時に何かを求めてもいる)、これは本当の好き(純粋な好き)とは言い難いので、好きなことで生きている人ほど好きなことに執着していないのは当たり前なのかもしれません。

 

 

 

おわりに

というわけで今回は、『好きなことで生きている人は好きなことに執着していない』というテーマで書いてみました。

 

ここまで書いてきて、『好きなことに執着しない』というのは色んな意味で大事だなと改めて思いました。

というのも、好きなことで生きるというのは楽しい生き方ではありますが、好きなことを生業にしなくても楽しく幸せに生きる事は出来るからです。

 

近年『好きなことで生きていく』という言葉がブームのようになっている風潮がありますが、個人的には違和感を感じることがあって、それは『好きなことを生業にする事がベストな生き方』みたいな雰囲気を感じるからかもしれません。

で、既に述べたように実際はそんな事はないわけです。

時代の節々ではこういったパワーワードが現れてブームになったりしますが、自分に合った生き方を見失わないためにも、あまりこういうパワーワードに振り回されない方が良いんじゃないかと。

そのためにも『好きなことに執着しない』というのはとても大切な気がします。

 

あ、もちろん好きなことで生きていくというのは楽しい生き方だと自分でも思うので、それ自体を否定するわけではありませんので!

 

余談ですが、最初に考察したマインド2タイプについて自分のことを振り返ると、僕自身は昔は①のマインド(何がなんでも好きなことを生業にして生きる!)だったのが、今は②のマインド(好きなことで食えなければ他の仕事をしよう!)になっているかな〜と。

もしかしたら、歳を取るにつれて丸くなってきたのかな?なんて(笑)

 

そんなこんなで、それでは本日はこれにて。

サラバオヤスミマタアシタ!